生活期CVAを間違える原因!

2017年01月27日 admin_ccra

認定インストラクターの岡澤です。

 

僕は現在訪問リハビリに従事しています。

 

始めは急性期から生活期、外来から入院、通所リハビリ、訪問リハビリまで

幅広く関われる病院に就職しました。

 

 

幅広く関わったおかげで、たくさんの経験をさせていただきました。

 

 

研修会に行き他のセラピストの話をうかがうと、

特に生活期に携わるセラピストは悩んでいるという話をよく聞きます。

 

 

その悩みとは、

訪問リハビリをはじめとする生活期リハビリでは、

何を問題点としてよいかわからないということです。

 

 

 

評価して機能障害を挙げることができても、

 

その問題点が果たして妥当なものなのかわからない、

 

介入してもあまり変化を感じない、

 

そのようなことが多いようです。

 

 

 

なぜそのようなことが起きるのでしょうか?

 

 

 

それはズバリ、、

 

「フレームの違い」が原因です。

 

 

 

生活期の現場で起きる多くの問題は、

 

生活期の対象者に、急性期のフレームを当てはめるために、

問題点の妥当性がわからない、介入するポイントが現実的でないなどの問題が起きます。

 

 

 

もう少し詳しく言うと、

 

急性期のフレームとは「機能障害を探す」ことを目的としています。

 

問題かどうかの基準点は「自宅復帰」を基準としています。

 

 

 

ですので、そのフレームを通して上がる患者さんの問題点は、

 

家に帰るにあたって問題となる機能障害が主となります。

 

急性期の患者さんが抱える機能障害に対して介入することで、

 

退院に向けた介入が自然と進めることができます。

 

 

 

一方、生活期の対象者に、「機能障害を探す」フレームを当てはめるとどうなるか?

 

色々と機能障害は挙がることと思います。

 

しかし、そこで挙がる機能障害が介入すべき問題点である可能性は極めて低いでしょう。

 

そもそも「家に帰るための」という基準があてはまりません。

 

(訪問リハビリやデイケア利用者さんはすでに家で生活していますので。)

 

 

 

例えば10年前に脳梗塞で生じた運動麻痺が評価で機能障害として挙がったとします。

 

その運動麻痺は介入すべき問題点でしょうか?

 

きっとプラトーでしょうから、介入すべきかと言われると微妙です。

 

 

 

機能障害を探すフレームで生活期の対象者を見るとこのようなことが起きます。

 

 

 

 

 

では生活期のフレームとは何をみるものなのか?

 

 

 

それは「生活」をみるものです。

 

 

 

では生活期のフレームの「基準点」はなんでしょうか。

 

何を基準に問題点を探せばよいのでしょうか?

 

生活をみるとはどのように進めるのでしょうか?

 

 

 

フレームの話は、

実際の関わり方を通してお伝えするほうがきっとわかりやすいでしょう。

 

 

それはまた追々。

 

お読みいただきありがとうございました。

 

 

CCRA 関西支部代表

認定理学療法士(地域理学療法分野)

岡澤 頼宏