From.CCRA 福留良尚
(CCRA=脳卒中包括的リハビリテーションアプローチ)
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学生時代から脳卒中のリハビリに興味があった私。
卒業後、所属長がボバースアプローチを学ばれたという病院に就職しました。
そこでは、その考えをベースにしたリハビリテーションを多くのセラピストが行っており、私も入門編のセミナーから順に、ベーシック、アドバンスコースと参加していきました。
臨床では、最初のうちは講習で習ったテクニックをそのまま模倣していました。
しかしながら、もちろん上手くいきません。
「本質」なんて全然理解していない、猿真似のようなファシリテーションでしたから。
結果が出ないので、とにかく講習会に参加し続けます。
新しい技術を仕入れては、猿真似を繰り返す日々。
どんなに優れた技術でも、使う側(ワタシ)がポンコツだったので、ひたすら結果は出ませんでした。
そんなこんなでも、7-8年目頃から次第に患者さんには変化が出るようになりました。
歩容が変わったり、ADLで出来ることが増えてきたり。
患者さんからも「退院して外来に移っても担当してください」と言われることも。
臨床で少しずつ自信を持てるようになりました。
先ず、この頃から私のプライベートは段々と忙しくなります。
子供が生まれるわけです。
そうすると、今までと同じように講習に参加するわけにはいきません。
休み=自由な時間ではなくなるわけです。
しかし、臨床ではそれなりに結果が出ている状態が続くわけです。
それまである程度学んできていますから。
そうするとどうなったか?
それが悪いというのではもちろんありません。
しかし、学びを止めてしまった私は、仕事での刺激が無くなりました。
試行錯誤しなくなりました。
もちろん一生懸命リハビリは提供していました。
少しでも良くなってもらえるよう、介入していました。
しかし、それまでの「刺激のある臨床」ではなくなったんです。
臨床が「こなす仕事」になってしまったんです。
それから月日は流れ、私はIAIR【国際統合リハビリテーション協会】と出会います。
また「学び」を始めました。
どうなったでしょう?
「水を得た魚」ってこういうことを言うんでしょうね。
仕事としてこなしていた時と、今。
どちらが充実しているか、聞くまでもありませんね。
きっと私と同じような境遇や心境のセラピストは多いと思います。
何てったって、私は至って平凡なセラピストですから。
もし、違うところがあったとすれば、それは「行動した」ということだと思います。
こなしていた自分から抜け出そうと、行動しました。
最初は情報に触れる努力をしました。
無料のインターネット上で得られる情報を普段から見るようにしました。
IAIR創始者仲村の動画を、食い入るように見続けました。
日頃の楽しみを我慢して、関東や関西に研修に行くようにしました。
飛行機はLCC、ホテルはカプセル、ご飯は牛丼。
切り詰めて切り詰めて新しい学びを得る機会に投資しました。
そうするとまた毎日の臨床が楽しくなってきたんです。
「脳卒中リハビリを学びたい」という、新卒の頃のあの思いがまた湧いて来たんです。
仕事も変わりました。
もし、あなたが毎日が楽しくない、刺激がないと感じているなら、変える行動を始めましょう。
目の前のやっすい刺激(スマホのアプリ、愚痴しか出てこない飲み会、どうでもいい情報が流れるTVショー)に流されないように、先を見据えて行動を始めましょう。
そんな人たちと一緒に進みたいと願っています。
それでは最後まで読んでいただけてありがとうございます。
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国際統合リハビリテーション協会【IAIR】
理事 九州支部代表 理学療法士
福留 良尚 (CCRA認定講師)
E-MAIL:yoshihisa.fukudome■iairjapan.jp(←■を@に変換してください)
Facebook:https://www.facebook.com/iairkyushu
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BASICコース概要(神経生理学編、運動学編、運動連鎖編)
全ての活動の基盤となっている「姿勢」の評価方法や脳卒中後遺症者特有の姿勢に対して介入する実践的なテクニックを習得できる。
また、評価・テクニックに関わる理論(解剖学、運動学、生理学)を理解する事で、今まで自分が習得してきたテクニックを応用したり、新たなテクニックを生み出したり、自身の治療の軸を作る下地作りができる。
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