CCRA BASICコース 運動学編

姿勢コントロールの中で筋骨格系の要素は外せません。良い姿勢とは楽であり動作に円滑に移行できることが条件ですが身体部位の位置関係、重心位置によって大きな影響を受けます。また、これらは筋肉や関節のアライメントによって変化します。解剖学・運動学から姿勢コントロールを紐解くことで、姿勢から問題点の描出を行い介入する部位を決定する方法を学びます。

目的

  • 立位アライメントの評価、姿勢コントロールの分析、介入ができるようになる
  • 運動学を中心としたアライメント分析、治療部位の決定ができるようになる

セミナー内容

  • 中枢神経系の障害、姿勢コントロールに関連する筋肉の構造と働きとは(講義)
  • 立位アライメント、姿勢コントロールの評価と分析方法(実技)
  • 脳卒中後遺症者の立位での主要問題〜解剖、運動、生理学からの理解〜(講義)
  • 体幹部の問題に対してのアプローチ(実技)
  • 足部の問題に対してのアプローチ(実技)
  • 肩甲骨の問題に対してのアプローチ(実技)

学習の指針

姿勢制御のシステムモデル〜どう姿勢に介入するか〜

姿勢制御のシステムモデル〜どう姿勢に介入するか〜

Basicコースの中心となる「姿勢コントロール」は様々なシステムが影響しあって成り立っています。
運動学編では運動学の分野から姿勢コントロールの評価や動作分析の下地を身につけていく構成となっています。

姿勢保持筋の一例

姿勢保持筋の一例

姿勢を保つ為に必要な筋肉の条件は「持久力」です。
姿勢コントロールシステムを上手く作動させるにはこれらの持久力が高い筋肉が効率的に、効果的に使える環境を作ることが望ましいといえます。

良い姿勢はどちらですか?

良い姿勢はどちらですか?

この二つの写真、どちらが効率的に、効果的に身体を使えていますでしょうか?
明らかに左側が良いと感じたと思います。
なぜ、左側が良いと感じるのか、少し紐解いてみましょう。

身体のつながりとは

身体のつながりとは

身体を頭、上部体幹、下部体幹、骨盤、大腿部、下腿部に分けて、それぞれの部位の重心を点で示してあります。

重心線から逸脱している部分は

身体のつながりとは

身体の質量中心に対して垂直な線を加えてみました。
地球上で活動している以上、我々は重力と共に生きていかなければなりません。
重力というものは物体として存在している以上必ず加わる力であり、もちろん我々の身体にもかかります。

いかに、効率的に姿勢がとれるかは、この垂直線に近い部分に身体の各部位が位置していることが重要です。
右の写真が垂直性より遠い部分が多く、とりわけ頭部と股関節が離れていることが伺えます。

前額面にて股関節が崩れている原因は~構造体~

前額面にて股関節が崩れている原因は~構造体~

セミナーでは2日間でこのように解剖学・運動学的視点から姿勢コントロールを紐解き、具体的に治療部位を決定する為の考え方や介入方法をよくある臨床例を交えながら学ぶことができます。

セミナー開催情報

対象

理学療法士、作業療法士、言語聴覚士

定員

30名

受講料

20,000円(税別)

BASICの3つのセミナーを全て受けることで姿勢コントロールに対する評価と介入を学べるように構成されておりますのでコース一括受講を推奨しております。
より受講していただきやすい様に一括受講では受講料が1セミナーあたり5000円弱の値引きで受講が可能となっております(3講義60000円→一括受講49800円)