CCRA ADVANCEコース 起居動作編

起居動作を分解すると、背臥位から側臥位に移るまで、肘をついて上体を起こすまでなどに分かれていきます。これらの場面ごとにどのような身体の機能が必要なのか、ポイントを把握しながらポイントごとの評価と介入方法を学びます

目的

  • 起居動作を構成する要素を学ぶことができ、動作の分析が行えるようになる
  • 評価やアプローチの理論を学び、応用出来る下地ができる
  • 動作を改善していく為の治療方法、ハンドリングが学べる

セミナー内容

  • 起居動作を構成する要素とは(講義)
  • 起居動作の分析方法(実技)
  • 脳卒中後遺症者の起居動作での主要問題〜解剖、運動、生理学からの理解〜(講義)
  • 背臥位から側臥位まで(講義・実技)
  • 側臥位から下肢下垂まで(講義・実技)
  • 下肢下垂から上体を起こすまで(講義・実技)

学習の指針

若手セラピストの起居動作における問題抽出一介入例

若手セラピストの起居動作における問題抽出一介入例

起居動作においての問題点について、介入例を挙げました。
この介入で改善する場合もあれば、あまり変化がない場合もあります。
どんな方に対しても介入して改善する為には、どうすれば良いでしょうか。

背臥位から側臥位へ移る際の下部身体幹・骨盤下肢の動き

背臥位から側臥位へ移る際の下部身体幹・骨盤下肢の動き

目の前で起こっている問題は、何が原因で起きているのかを考えなければいけません。
例として、起居動作の際に、下半身がうまく寝返ることができない場合を考えてみましょう。
寝返りで側臥位に移行する際の体幹・下肢の動きの一例を挙げてみました。

「動き」を完成させる為には複数のパーツが必要なことが分かります。
この場合、胸郭のアライメントや下部体幹の筋活動、股関節の可動域などのパーツが必要です。

股関節の動き

股関節の動き

寝返り時の股関節の働きです。
セミナーではこのように動作を場面ごとに分け、それぞれの動きを構成するパーツまで落とし込み、個々のパーツに対しての評価と介入方法を学んでいきます。

セミナー開催情報

対象

理学療法士、作業療法士、言語聴覚士(BASICセミナー受講済み)

定員

10名

受講料

30,000円(税別)

ADVANCEのテーマである動作の評価や介入方法の習得は4つのセミナーを全て受けて頂くことで達成できるようなセミナー構成となっております。単発の受講よりも受講していただきやすいように一括受講では1割引で受講が可能となっております(BASIC一括受講コースの方は更に1万円値引きとなります)