FROM CCRA代表 福田俊樹 自宅の書斎(食卓)より
こんにちは、脳卒中包括的リハビリテーションアプローチ(CCRA)
代表の福田俊樹(toshi)です。今年もよろしくお願いいたします。
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今日は、いままで脳卒中のリハビリに10年以上従事している中で、
自分が脳卒中のリハビリをどのように勉強してきたか、
新人の頃から今に至るまで紹介したいと思います。
あなたが共感できる部分があれば今後勉強していく為の手助けになるかもしれません。
1年目〜2年目「先輩を真似る・書籍を読む」
正直何をやってよいかわからない、
とりあえず先輩のやっていることをそのままやってみたり、
文献や書籍に書いてある訓練を行う。
どんな問題点があるか評価して、どのアプローチがよいか検討して、
アプローチしてどんな成果が出たか確認することを
しなければならないことは分かっていたけど、
評価のやり方・アプローチの考え方が分からずに
決めたリハビリのプログラムを時間内に終わらせることで精一杯だった。
学んだこと「まずは真似るしかない」
3年目〜5年目「勉強会に参加する・バイオメカニクスを学ぶ」
自身の無いままリハビリをしていて、
周囲をみると他のスタッフは上手くやっているようにみえて焦りを感じた。
勉強会に行こうと思い、先輩にオススメを聞いてみて徐々に参加するようになった。
特に良かったのは関節に対しての徒手療法や運動学のセミナーで
これらのおかげで、全身の関節の動かし方や関連性、働くモーメントに基づき
姿勢や動作の中で弱化している部位の特定ができるようになり、
リハビリに少し自身が持てるようになった。
神経生理学的アプローチの勉強会も一度いったが
治療も評価もさっぱり分からず、
目に見える・実体としてあるバイオメカニクスをより勉強するようになった。
中枢神経系の疾患なので、中枢神経へのアプローチに
取り組まないといけないことには気づいていたけれど、
自分には良くわからなかったので、避けていたり、
見よう見まねでなんちゃって神経生理学的アプローチを行っていた。
学んだこと「1つでも自分の治療の軸ができると楽になる」
6年目〜「再度の神経生理学的アプローチへの挑戦・包括的な視点」
バイオメカニクスのおかげでリハビリへの自信がつき、仕事に余裕がでてきたので、
再度、神経生理学を学ぼうと考えた。
相変わらず、初めは良くわからなかったが
3年繰り返していくうちに徐々に理解できるようになり、
質的な筋出力・コントロールや
感覚・知覚・認知的側面などの要素を評価・介入できるようになった。
これらの要素は単独で問題になることは無く、
それぞれが関連して絡み合っており実際の動作や活動に影響を及ぼしている。
この段階に来ると様々な勉強会で学ぶことを要素として
自分の治療に落とし込むことができ、
包括的な視点、というものを感じられるようになった。
学んだこと「目に見えないものは体験しないと理解できない・反復が必要である」
自分がいままで経験し学んだことを3行にまとめると
「まずは真似るしかない」
「1つでも自分の治療の軸ができると楽になる」
「目に見えないものは体験しないと理解できない・反復が必要である」
となりました。
このまとめたことを盛り込んだものが
脳卒中包括的リハビリテーションアプローチのセミナーです。
自分は10年かかりましたが、
1年に集約して脳卒中リハビリの下地作りができるコースとなっています。
東京では1月、3月、5月にbasicセミナーが開催されます。
どのセミナーからでもお申し込み可能です。お待ちしております。
座位編 2017年1月21,22日(土日)
お申し込み↓
https://iair-member.jp/iairhome/html/products/detail/34
立位編 2017年3月25,26日(土日)
お申し込み↓
https://iair-member.jp/iairhome/html/products/detail/35
臥位編 2017年5月27,28日(土日)
お申し込み↓
https://iair-member.jp/iairhome/html/products/detail/36
このコラムでは脳血管障害について、
今までの経験や知識を交えながら書き、
あなたの臨床観を少し広げるお手伝いをできればと思います。
ありがとうございました。
CCRA代表 福田俊樹
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BASICコース
BASICコースでは全ての基盤となる姿勢の評価と介入方法を学び、
ADVANCEコースでの動作の分析と介入方法への下地作りを行っていきます
・東京会場 2017年1月21,22日(土日)
・大阪会場 2017年4月15,16日(土日)
・仙台会場 2017年4月22,23日(土日)
・福岡会場 2017年2月11,12日(土日)
【セミナー内容】
・中枢神経系の障害、姿勢、姿勢コントロールの仕組みとは(講義)
・座位姿勢、姿勢コントロールの評価方法(実技)
・脳卒中後遺症者の座位での主要問題〜解剖、運動、生理学からの理解〜(講義)
・体幹部の問題に対してのアプローチ(実技)
・上肢の問題に対してのアプローチ(実技)
・下肢の問題に対してのアプローチ(実技)
BASIC一括受講コース
BASICコース概要(座位編、立位編、臥位編)
全ての活動の基盤となっている「姿勢」の評価方法や脳卒中後遺症者特有の姿勢に対して介入する実践的なテクニックを習得できる。
また、評価・テクニックに関わる理論(解剖学、運動学、生理学)を理解する事で、今まで自分が習得してきたテクニックを応用したり、
新たなテクニックを生み出したり、自身の治療の軸を作る下地作りができる。
まとめて一括のお申し込みはこちらから。
※単発のお申し込みに比べてお得な割引制度あり。